ICOM

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大阪の無線会社

無線機の生産を行う企業として、2つ目に紹介するのは「アイコム」です。
英語で書いたICOM、という名前の方が一般的には普及していることでしょう。
このアイコムはアマチュア無線界隈においては非常に有名です。

設立されたのは1964年で、最初は井上電気製作所としてスタートを切りました。この井上のIを取り、CommunicationのCOMを足したのが現在の社名であるICOMの由来となっています。
ただ、当時から無線を触っている人はICOMという名称ではなく、イノウエという名前で呼ぶこともあります。
それだけ昔から無線業界を牽引してきた企業だ、ということがここからもわかるでしょう。

この企業の無線の特徴は、携帯用無線機にあります。
ただ、個人で利用するのに適しているものというよりは、より業務用で広範囲への電波送信を目的としている、高額なものを販売しているのが特徴となっています。
1つの価格が100万を超えるようなものも少なくなく、こういった差別化が功を奏してアマチュア無線の人気が落ちつつある現在においても問題なく運営が続けられている、という状況です。

アメリカ、ヨーロッパ、スペイン、オーストラリア、アジアなど多くの海外拠点を持っているのも特徴で、国内のみならず海外にも広く無線機器の提供を行っています。
国内においては大阪を本社とし、北海道や仙台、東京、名古屋など幅広い地域に営業所を持っています。

ICOMの無線機

ICOMでは幅広い無線機を生産販売しています。
上述のとおり高額なものを多く販売しているのが特徴ですが、個人で利用出来る金額のものについても生産販売を行っており、用途に合わせて購入することが出来るでしょう。
特に人気が高いのが、IC-4008Wと呼ばれる特定小電力無線機です。

これは免許が必要なく利用することが出来る無線機で、レジャーにおける通信用としてよく活用されています。
特にサバイバルゲームなどでチーム同士の連絡を行うのに利用されていることが多く、銃や防具などと同じく重要な装備として扱われているのが見受けられます。
乾電池などでも動かすことが出来る、軽量の携帯機が多く存在しているため、利用場所を選ばずに利用し易い、というのが魅力だといえるでしょう。
メジャーな会社であるため購入も比較的簡単です。

通話相手を選ぶ事ができるだけではなく、秘話性が高いために傍受されるおそれがない、というのもこういった場で利用されることが多い理由です。
簡単に操作することが出来るため、専門的な知識を持っていなくとも無線を扱うことが出来ます。

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