開局手続きについて

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開局の手続き

では次に、アマチュア無線局を開局するために必要となる手続きについて紹介します。
これは、電波法と総務省令無線局免許手続き規則に基づいて行われるもので、アマチュア局が活動を行なうためちは必ず取得しなければなりません。
操作を行う人間が無線従事者である必要があるため、当該の資格を取得していなければアマチュア局開局手続きについても取得することは出来ません。
ちなみにここで言う「無線従事者」に該当する資格は、日本では大きく5つあります。

まず1つ目は、アマチュア無線技士です。
資格レベルに関わらず、4級でも取得していれば認められます。

これ以外では、総合無線通信士、海上無線通信士、陸上無線技術士、航空無線通信士が該当します。
アマチュア無線よりも取得が難しい資格ではありますが、それぞれ必要な知識を満たしているため開局手続きを行なうことが出来ます。

また、この資格は海外のものでも該当する知識を満たしているものであれば認められます。
例えばアメリカの資格としてはアマチュアエクストラが1級アマチュア無線に該当し、アドバンスト、ジェネラル、コンディショナルが2級として扱われます。
少し特殊なのが、アメリカの序列では4級と3級が逆転することです。
4級として扱われるのがテクニシャン資格で、3級として扱われるのがノービス資格となります。

手続きに必要な内容

では、実際の手続きに必要となる情報が何か、ということについて紹介します。
実はそれほど特殊な情報というのは必要ありません。
まず最初に、個人で開局するのか、あるいはクラブで開局するのか、ということを選択します。

クラブで開局をする場合にはクラブ名の記載が必要となりますが、個人の場合には必要ありません。
どちらの場合でも代表者の名前があれば開局手続きには問題がありません。

さらに、代表者の住所や電話番号、国籍を入力します。
国籍入力は日本国籍ではない場合にのみ必要となります。
基本的に必要となるのはこれだけです。
ただ、申請にはある程度の手数料が必要となるため、事前に必要な金額を用意しておくのを忘れないようにしましょう。

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