モールス信号について

モールス信号について

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モールス信号

電信において利用される意思伝達手段の1つとして広く知られいてるのが「モールス信号」というものです。
トンという短い音と、ツーという長い音を組み合わせることによって文字を示すというもので、声を使わずとも連絡が行えるものとして広く活用されています。
アマチュア無線においても1級、2級の資格を取得するためにはこのモールス信号の習得をする必要があり、1つのハードルとなっていると言えるでしょう。
欧文モールスと和文モールスがありますが、基本的には欧文モールスを理解していれば大きな問題はありません。

では、これまで全く触れてこなかった人は、どうやってモールス信号を覚えれば良いのでしょうか?
意外かも知れませんが、モールス信号の習得には「語呂合わせ」が効果的です。
歴史の授業などで使われた「いいくにつくろう」などと考え方自体は同じです。

語呂合わせの例

では、欧文モールス信号を例に、どのような語呂合わせで覚えることが出来るのか、ということについて紹介します。
例えばDを表す信号は「-・・」で、聞こえ方は「ツートト」です。
これを音に合わせて「ドートク」のように、あった言葉で覚えていくわけです。

この覚え方は長いものになるほど特徴的な語呂になるため、かえって覚えやすいという特徴があります。
例えば長いものでは、Yの「-・–」「ツートツーツー」があります。
これは音の調子から用意周到と聞こえるため、頭文字とあわせて用意周到のY、と覚えられるわけです。

独特な語呂は様々なところで公開されているため、こういったものを利用すると良いでしょう。
欧文モールスであれば、アルファベットを覚えるのにそれ程時間は掛かりません。
記号などが加わると少し複雑にはなりますが、やはりそこまで長い時間が掛かるものではないため、少しずつ覚えてみると良いでしょう。
無線を通してモールス通信が出来ると、声で通信するのとはまた違った魅力が生まれます。

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