太陽光発電

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無線を太陽光発電で動かせないか?

省エネブームという事でアマチュア無線を太陽光で楽しめないか?と考える方もいるのではないかと思います。
太陽光発電といえば最近は一般住宅の屋根の上にソーラーパネルが設置されているのをよく見かけるようになりましたが、限りある電力を一般住宅で作りだし、自分たちが利用する電力として使う、また売電するなど、各ご家庭でエコ的生活に役立てています。

50Wのアマチュア無線移動局を設置するということで、太陽光発電を運営しつつ、アマチュア無線に活かすためにどのようなものが必要なのか、また電力量の計算など考えておく方がいいでしょう。

送信時と受信時の消費電力の計算をしてみる

移動する無線局について太陽光発電を利用して行うという事で、50W出力で行う送受信機を設置する事を考えてみます。
送信時の消費電力、受信時の消費電力、その他アンテナチューナーの消費電力を算出します。
カタログ等を確認し算出してみると、送信時、受信時等の消費電力が算出されます。

例えば送信時が約200W(無線機の多くが13.8Vで稼働するので、機器の最大消費電流を15Aとして計算し、13.8V×15Aで207W、約200Wです)、受信時が約28W(13.8V×2Aで27.6W 役28W)、アンテナチューナーが約13.8W、照明はLED(100W程度)を利用し13W等、さらに予備の照明もLEDを利用し7W程度、これを全て合計すると、250W程度でアマチュア無線が利用できるという計算ができます。
その他の機器については容量的に余裕があればその都度、機器を増やすことを考えていけばいいでしょう。

太陽電池による概算を出してみる

通常、無線機器の多くが13.8Vで利用できるため、太陽電池の電圧を考える場合、無線機に利用するバッテリーは12V程度でいいので、太陽電池については20V~24V位のものを準備します。

天気がいいという事を仮定し、太陽光パネルを固定して取付けた場合、通常、発電量についてはほぼ、データを表にしてみると三角奈美になりますので、そのことからピーク発電量は半分くらいと考える事が出来ます。
という事は、仮に5Aくらいの平均値が欲しいという時、その倍、10Aピークとなる太陽光パネルを準備する必要があると考える事が出来ます。

太陽光パネルですが、パネルだけを販売してくれるという所が少ないので、手に入れることが難しいといわれています。
通常こうした太陽光パネルは太陽光発電システムの一部で、パネルだけを販売するという事がおこなわれていないことが多いのです。
しかし、手に入れる方法がない、という事はないので、ネット等検索しパネルの販売を行っているところを探してみて、それから消費電力などを計算し直してみるといいでしょう。

最後に、無線を太陽光発電で利用するという事を考えると、日照の変化などもあり、バッテリーが不可欠となります。
電力量を考えてバッテリー容量を算出してみると、大型車クラスのバッテリーが好ましい数値となるので、できれば大型車用クラスのバッテリーの準備を考えておいてください。

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