【無線機メーカー比較】西無線研究所

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無線通信機関連の製品開発製造販売メーカー

1984年に創業した会社であり、元々は無線機開発と製造を行っていました。
無線装置の開発を得意としている会社であり、本格的な製品の設計製造を行っています。
アナログ技術を応用し、無免許でも扱える無線機も、開発製作もします。

面白いのは地域密着型の会社となっており、大学との協力開発もしています。
その1つが、キューブサットという小型衛星です。
これは大学の学生が製作して打ち上げた衛星であり、その開発に西無線研究所が携わりました。

この衛星の面白いところは、もともとカリフォルニアの大学がその仕様をまとめました。
つまりは最初から仕様が出来ているために、それを応用すれば、手軽に衛星として打ち上げられます。
キューブサットは、衛星ながらもとても小型であり、軽量なので、打ち上げには大きなロケットでなくでも可能です。
1つあたり、1000万円前後の費用で打ち上げできます。
このコストが安いと言う面も、キューブサットの大きな特徴です。

打ち上げには、ロケットを使うほかに、補給機で宇宙ステーションに持っていき、放出する事も出来ます。
最近では、様々なタイプのキューブサットが登場しており、バリエーションが豊富です。

開発販売製品

・携帯型方向探知機

電波を受信し、到達方向と強度を表示します。
電波の方向を知ることが出来るので、救難作業や、脱走ペットなどの捜索に使えます。

・微弱無線機

微弱な強度の無線機となっているために、免許を持たない方でも扱えます。

・ウォークリーダー

首に掛けて使う装置であり、約2メートル以内の範囲に障害物を見つけると、音で知らせます。
このために、目の不自由な人への、盲導犬のような役割で使えます。
障害物に近づくほど音が高音となり、慣れれば音色の変化で、どれぐらい障害物に近いかわかります。

小型で重量は100gほどと軽量となっており、単四電池2本で100時間ほど使えます。
障害物への距離は、1mと1.5m、そして2mと三段階にわけて、音を変化させます。
首に掛けて使うので、手を使わず操作でき、イヤホンで音を聞くので、雑音のある場所でも使えます。
針金など細い物体は検知できないことが多く、直径5mm以上の物体であれば、ほぼ検知可能です。

・ハンディトランシーバー

小型でポケットにも入るサイズの、トランシーバーです。
小型にしては多少大きいですが、胸ポケットにもぎりぎり入り、ポケットに本体を入れて、トランシーバーとして使えます。
単三電池で稼働し、長時間使える省電力設計となっています。
重量も300g程であり、軽いのでポケットに入れても、重みを感じず長く使えます。
電源コードやスピーカーコードも付属しているので、これ1つでトランシーバーとして使えます。

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